『痛み』は生体に起こった異常を知らせるサインです。
痛みには大きく分けて、急性疼痛と慢性疼痛があります。
急性疼痛の多くは、原因がはっきりして、検査によってはっきりし、原因を取り除き、内服等で、
加療をすることで数日で良くなります。
しかし、慢性疼痛は、原因がはっきりせず、痛みも完全にゼロにすることが困難なことが多いです。痛みが継続すると不眠や集中力低下を引き起こし、状態によっては鬱になり、認知症にもなりやすいといわれています。
当院では、痛みに対して、西洋、東洋の方法を用いて、痛みをこの程度なら、何とか付き合えるレベルに調節する事を目的に方法を提案していきます。
痛みについて
『痛み』とは
トリガーポイント注射
治療方法としては、通常の内服薬、貼り薬、塗り薬などあります。
当院では、胃にやさしい痛み止めとして漢方薬なども使用していきます。
また、電気治療も用いて治療を行い、どうしても痛みが取れない場合は、
トリガーポイント注射を行います。トリガーポイントとは、痛みを発生させる部分に
注射を行うことで、痛みが取れるだけでなく、局所の血流も改善させ、
自主トレーニングをすることで、通常数時間しか効果のない局所麻酔薬の効果を
約1週間程度伸ばす可能性のある注射方法です。1週間に1度打つことができます。
状況によっては、筋膜の動きが悪いことで、
可動域制限が出現していることもあり、
その部分をほぐすことで肩の動きなどがよくなることもあります。
坐骨神経痛などは、トリガーポイント注だけでうまくいかない場合は、
麻酔科専門医に紹介しブロック注射を行うこともできます。
慢性疼痛で苦しまれている方、いろいろな治療があります。一度ご相談ください。
ただ、慢性疼痛に関しては、内服や注射だけでは
よくならないことが多いです。
日頃の行動、歩行時の姿勢、家事の姿勢などで、
症状を悪化させている要素を取り除き 、
生活習慣も正したり、筋肉トレーニングというリハビリも
行うことで相乗効果と、持続性が得られます。
ご相談ください。